自民、公明両党は18日、国会議員による国民年金の未納・未加入の相次ぐ発覚を受け、未納の保険料を後払いできる期間を現在の2年間から延長する国民年金法改正案の骨子をまとめた。事後納付期間を5年間とする恒久的措置と、「特例」として法施行後の3年に限り、強制加入となった86年4月まで全額さかのぼれるようにする時限的措置の2本立てとする。民主党など野党にも賛同を呼びかけ、今国会中の成立を目指す。
え!全額納付!ふざけた法案だな。まじめに考えてるのか?
事後納付期間を5年にするというのはいいけど、問題は特例の全額納付のほう。
これはまさに、議員が自分たちのために考えた案だな。
ここで、全額納付してチャラにしようということだろうね。
大体年金というのは、過去に払っていなかった分を後になって払い込むことができるということを認めちゃうとまったく成り立たなくなってしまうんだよね。
たとえば、ある人が年金需給開始直前に、いままでまったく収めていなかった納付金額を一気に収めて、年金を満額貰えるとしたら、そんなおいしい話はないよね。
たぶん、誰でもそうすると思う。だって、払った分よりかなり多く貰えるのだから。
でも、それでは年金は成り立たないのは、誰でも判ると思う。
だから、遡って払えるのは過去2年分のみと現在はなっていて、少なくとも25年は払い込まないと年金が貰えないようになっているのだと思う。
で、今回の法案も3年間に限っての特例ということだが、これは誰のため?
国民のためではない事は明らかです。そう国会議員自分自身のための法案です。
年金未納を未納でなくするために・・・本当に年金を払い込みたいと思っている訳じゃなく、ただ体裁のため。「未納議員」というレッテルをはがすため。
私は、この問題は、年金未納・年金未加入といった問題をはるかに超える問題だと思うのだけど、違うかな。
国民に誠意を見せたいなら、そんな特例を作らず、素直に「未納議員」であることを認めて、未納分を国民年金勘定に寄付したらどうだろうか。
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