なぜ二十歳未満はお酒を飲めないの？

疑問 :what:

なぜ二十歳未満は禁酒なの？

未成年者飲酒禁止法という法律でそう定められているから。

なぜその法律ができたの？

未成年者を飲酒の害から守るためです。未成年者は心身共に発達段階であり、脳細胞や性ホルモンへの悪影響を考えてのことです。

いつその法律ができたの？

大正11(1922)年4月1日に施行されました。*1

誰がその法律を立案したの？

根本正(ねもとしょう)さんという代議士です。禁酒運動に熱心に取り組まれたそうです。

お酒を飲むとどうなるの :?

解りやすく書かれているページがありました。

お酒の話

(1)お酒を飲むとどうなるのか

・身体に入ったアルコールは胃で20%、小腸で80%が吸収されて血液に溶け込み肝臓へ運ばれます。

・肝臓ではADHなどの分解酵素により悪酔いなどの原因となる有害物質であるアセトアルデヒドに変化し、さらにALDHという酵素により無害な酢酸に分解されます。最終的には血液で全身にめぐり、炭酸ガスと水に分解されます。

・酔うのは、アルコールの麻酔作用によるものです。まず大脳の理性や判断の働きを弱くします。量が増えると知覚・運動能力を鈍らせます。イッキ飲みなどでは呼吸中枢のある延髄に影響が及び呼吸困難になり、最悪の場合は死に至ります。

飲みすぎは怖いですね〜。日本人は、この分解酵素が少ない人の割合が欧米に比べて多いそうです。自分もアルコールに弱いので、その分解酵素が少ないのだと思います。

お酒に強い・弱いに関わらず、飲みすぎには注意しましょう！

関連リンク

• 未成年者飲酒禁止法
• お酒の話
• 禁酒・禁煙法の父、根本正のページ(Sho Nemoto's Page)
• 未成年者禁酒・禁煙法と根本正

• 蜜林檎 -- 通りすがりさん 2005-10-04 (火) 12:06:20
• ｃっｂ -- 通りすがりさん 2005-11-29 (火) 09:20:17