配布されているWindows用の Apache2 バイナリは、PHPでの動作時、特に大規模なアプリケーションを動かす場合(XOOPS + PukiWikiMod など)にスタックサイズが足らないことがあるようで、Apacheごと落ちてしまうことが頻発しました。
そこで、スタックサイズを標準の 1M から 1.2M ほどに増やしてみたところ、問題なく動作するようになりました。
この 1.2M という数値が妥当かどうかわからないのですが、無駄に増やすのもよくないのでこの程度にして様子をみています。
以前は、Apache.exe のバイナリファイルそのもののスタックサイズを変更する方法を紹介していましたが、その後の調べで、なんと http.conf で指定できることが判明致しました。
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なんと、これだけで OK!
標準の場合、XAMPP 1.8.1 の Apache/2.4.3 (Win32) で、xpWiki の テキスト整形のルール(詳細版) を表示すると Apache が落ちていましたが、上記の変更後は正常に表示されるようになりました。 :ok:
とても簡単です。
スタックサイズを調整するプログラムは editbin.exe というファイルですが、このファイルは 「Windows Platform SDK」に含まれています。
インストールはインターネット経由で自由にできます。(500Mほどのインストールなので、結構な時間が掛かります。)
URL: (www.microsoft.com)
URLが変更になっている模様です。
URL: (www.microsoft.com)
PSDK-amd64.exe, PSDK-ia64.exe, PSDK-x86.exe からサーバーに合わせてダウンロードしてください。
上記のページから CoreSDK をインストールします。(IEでアクセスしないとだめかも)
目的の editbin.exe は (インストールディレクトリ)\Microsoft SDK\Bin\Win64 にあります。
今回の Apache.exe の場合、次のような感じです。
>editbin /STACK:1258292 apache.exe
editbin.exe にパスを通しておくか、(インストールディレクトリ)\Microsoft SDK\Bin\Win64 に Apache.exe をコピーして処理してください。
これで、完了です。
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