20: 2008-09-16 (火) 16:24:26 nao-pon[6] [7] [8] | 現: 2013-11-01 (金) 20:46:51 nao-pon[6] [9] [10] 言語ファイルの独自設定について追記 |
||
---|---|---|---|
Line 1: | Line 1: | ||
#contents | #contents | ||
- | *xpWiki のXOOPSへのインストール ([[english>Install;en]]) [#hfe869a0] | + | *xpWiki のXOOPSへのインストール [#hfe869a0] |
+ | RIGHT:([[English version>Install;en]]) | ||
+ | |||
+ | xpWiki は、X-update に対応しています。XOOPS Cube Legacy (XCL) 2.2 以降をお使いの方は、X-update を導入し、管理画面の「導入・アップデート管理」から、hypconf, xpwiki を一括処理でインストール((導入・アップデート管理 - モジュールタブ - nao-pon - GitHub と進んでください。))すると、ダウンロード・解凍・アップロード・パーミッション設定などの面倒な作業をすることなく、すぐに利用開始できます。 | ||
+ | |||
+ | また、新規に XOOPS を構築される場合は、XOOPS X ディストリビューションを強くお勧めします。XOOPS X には、予め altsys, protector, xupdate がインストールされています。 | ||
** XOOPS 側の準備 [#qdfa8a1e] | ** XOOPS 側の準備 [#qdfa8a1e] | ||
- | -XOOPS_TRUST_PATH の準備 | + | -XOOPS_TRUST_PATH の準備 (XCL 2.1 以前) |
++まずは、XOOPS_TRUST_PATH について理解をしてください。以下の記事が秀逸で参考になると思います。 | ++まずは、XOOPS_TRUST_PATH について理解をしてください。以下の記事が秀逸で参考になると思います。 | ||
---[[文系のためのXOOPS入門:http://xoops.kudok.com/]] > [[XOOPSの新型モジュールシステム「D3」の説明:http://xoops.kudok.com/d3.htm]] | ---[[文系のためのXOOPS入門:http://xoops.kudok.com/]] > [[XOOPSの新型モジュールシステム「D3」の説明:http://xoops.kudok.com/d3.htm]] | ||
Line 20: | Line 25: | ||
** xpWiki のインストール [#x4676a1a] | ** xpWiki のインストール [#x4676a1a] | ||
- | +xpWiki*.zip を解凍する | + | |
- | +必要なファイルをWebサーバーへアップロードする | + | + サーバーへの設置とパーミッション設定 |
- | --html ディレクトリの中身をすべて XOOPS_ROOT_PATH ディレクトリへアップロードする。 | + | -- 簡単インストーラー &ref(xpWiki開発日記/xpwiki_installer.cgi); を使用する方法 |
- | ---html側のモジュールディレクトリ名'xpwiki'は自由に変えてもOKです。 | + | +++ &ref(xpWiki開発日記/xpwiki_installer.cgi); を XOOPS_ROOT_PATH/ へアップロードする |
- | --xoops_trust_path ディレクトリの中身をすべて XOOPS_TRUST_PATH ディレクトリへアップロードする。 | + | +++ XOOPS_ROOT_PATH/xpwiki_installer.cgi に実行権限を与える (755など) |
- | --携帯対応レンダーをXOOPSに適用する場合で、''&font(Red){XOOPS 2.0.16aJPを使用している場合のみ};''、core_addons/html_2.0.16aJP ディレクトリの中身を XOOPS_ROOT_PATH へアップロードする。&br;(XOOPS Cube Legacy の場合は、このディレクトリは必要ありません。) | + | +++ XOOPS_URL/xpwiki_installer.cgi にブラウザでアクセスし、画面の指示に従う。 |
- | + XOOPS_TRUST_PATH/cache ディレクトリがなければ作成して、パーミッションを 707 などにして、ファイル作成権限を与える。 | + | -- アーカイブを解凍してFTPでアップロードする方法 |
- | + XOOPS_TRUST_PATH/class/hyp_common/favicon/cache ディレクトリのパーミッションを 707 などにして、ファイル作成権限を与える。 | + | +++xpWiki*.zip を解凍する ([[ダウンロード:http://xoops.hypweb.net/modules/mydownloads/singlefile.php?cid=3&lid=22]]) |
- | + XOOPS_TRUST_PATH/class/hyp_common/ini/http_request.ini.dist は、http通信をする Hyp_HTTP_Request クラスの設定ファイルの雛形です。プロキシ設定などサーバー固有の設定をしたい場合は、ファイル名を "http_request.ini" として設定保存してください。&br;設定書式は、ini 形式です。 | + | +++必要なファイルをWebサーバーへアップロードする |
- | + XOOPS_ROOT_PATH/class/hyp_common/cache ディレクトリのパーミッションを 707 などにして、ファイル作成権限を与える。 | + | ----html ディレクトリの中身をすべて XOOPS_ROOT_PATH ディレクトリへアップロードする。 |
- | + XOOPS_ROOT_PATH/modules/xpwiki/admin/setup.cgi に実行権限を与える(パーミッション 705, 755 etc) | + | -----html側のモジュールディレクトリ名'xpwiki'は自由に変えてもOKです。 |
- | + XOOPS_URL/modules/xpwiki/admin/setup.cgi へブラウザでアクセスする。 | + | ----xoops_trust_path ディレクトリの中身をすべて XOOPS_TRUST_PATH ディレクトリへアップロードする。 |
- | -- すべてのメッセージが'OK'であればパーミッションの設定は完了しています。&br;'NG'があった場合や正常にアクセスできない場合((サーバーの設定により setup.cgi が使用できない場合もあります。))は、以下を参考にパーミッションの設定を行ってください。 | + | ----携帯対応レンダーをXOOPSに適用する場合で、''&font(Red){XOOPS 2.0.16aJPを使用している場合のみ};''、core_addons/html_2.0.16aJP ディレクトリの中身を XOOPS_ROOT_PATH へアップロードする。&br;(XOOPS Cube Legacy の場合は、このディレクトリは必要ありません。) |
- | -- XOOPS_ROOT_PATH/modules/xpwiki 以下のパーミッションを設定する(例) | + | +++ XOOPS_TRUST_PATH/cache ディレクトリがなければ作成して、パーミッションを 707 などにして、ファイル作成権限を与える。 |
+ | +++ XOOPS_TRUST_PATH/class/hyp_common/favicon/cache ディレクトリのパーミッションを 707 などにして、ファイル作成権限を与える。 | ||
+ | +++ XOOPS_TRUST_PATH/class/hyp_common/ini/http_request.ini.dist は、http通信をする Hyp_HTTP_Request クラスの設定ファイルの雛形です。プロキシ設定などサーバー固有の設定をしたい場合は、ファイル名を "http_request.ini" として設定保存してください。&br;設定書式は、ini 形式です。 | ||
+ | +++ XOOPS_ROOT_PATH/class/hyp_common/cache ディレクトリのパーミッションを 707 などにして、ファイル作成権限を与える。 | ||
+ | +++ XOOPS_ROOT_PATH/modules/xpwiki/admin/setup.cgi に実行権限を与える(パーミッション 705, 755 etc) | ||
+ | +++ XOOPS_URL/modules/xpwiki/admin/setup.cgi へブラウザでアクセスする。 | ||
+ | ---- すべてのメッセージが'OK'であればパーミッションの設定は完了しています。&br;'NG'があった場合や正常にアクセスできない場合((サーバーの設定により setup.cgi が使用できない場合もあります。))は、以下を参考にパーミッションの設定を行ってください。 | ||
+ | ---- XOOPS_ROOT_PATH/modules/xpwiki 以下のパーミッションを設定する(例) | ||
attach 707 | attach 707 | ||
attach/s 707 | attach/s 707 | ||
Line 44: | Line 56: | ||
private/trackback 707 | private/trackback 707 | ||
private/wiki 707 | private/wiki 707 | ||
- | + XOOPS のモジュール管理にてインストールを行う。 | + | + XOOPSのモジュールインストールを行う |
- | + XOOPS管理画面にて、xpWiki管理メニュー > 管理ツール一覧 > データーベースシンクロ を実行する。 | + | ++ XOOPS のモジュール管理にてインストールを行う。 |
+ | ++ XOOPS管理画面にて、xpWiki管理メニュー > 管理ツール一覧 > データーベースシンクロ を実行する。 | ||
*** XOOPS Cube Legacy 上での注意点 [#jf27e348] | *** XOOPS Cube Legacy 上での注意点 [#jf27e348] | ||
Line 53: | Line 66: | ||
HypCommonPreLoad は、デフォルトで、スパム投稿防止フィルターなどの各種フィルターは無効になっています。設定値を変更して運用したい場合は、HypCommonPreLoad のページを参考にサイト運営ポリシーに合わせて、適宜調整してください。 | HypCommonPreLoad は、デフォルトで、スパム投稿防止フィルターなどの各種フィルターは無効になっています。設定値を変更して運用したい場合は、HypCommonPreLoad のページを参考にサイト運営ポリシーに合わせて、適宜調整してください。 | ||
- | #block(round,center,w:80%){{ | + | #block(class:@caution@round,center,w:80%){{ |
:&font(Red){注意};| | :&font(Red){注意};| | ||
~HypCommonFunc Ver 20080604 未満では、デフォルトで、すべてのフィルターが有効になっていましたが、Ver 20080604 以降では、すべての機能デフォルトで無効となりました。 | ~HypCommonFunc Ver 20080604 未満では、デフォルトで、すべてのフィルターが有効になっていましたが、Ver 20080604 以降では、すべての機能デフォルトで無効となりました。 | ||
Line 96: | Line 109: | ||
} | } | ||
?> | ?> | ||
+ | }} | ||
+ | |||
+ | *** 言語ファイル [#c2be6170] | ||
+ | |||
+ | 表示されるメッセージや文言などを独自に変更したい場合は、html 側のモジュールディレクトリに上書きする文言を記載した言語ファイルを作成することで対応できます。 | ||
+ | それぞれの雛形は、xoops_trust_path/modules/xpwiki/language/xpwiki 以下にあります。それぞれのファイルの中で変更したい部分を切り出して、html 側のファイルに記載します。 | ||
+ | |||
+ | 例えば、次のようにします。(保存時の文字コードを使用言語に合わせて下さい) | ||
+ | |||
+ | - 独自言語ファイルの配置先 | ||
+ | -- メイン用 | ||
+ | --- html/modules/[xpWikiモジュールディレクトリ]/language/xpwiki/[言語(ja とか ja_utf8 など)]/lng.php | ||
+ | -- プラグイン用 | ||
+ | --- html/modules/[xpWikiモジュールディレクトリ]/language/xpwiki/[言語(ja とか ja_utf8 など)]/plugin/[プラグイン名].lng.php | ||
+ | - 独自言語ファイルのファイル内容の例 | ||
+ | -- メイン用 (例: 「絵文字パッド」を「絵文字入力」に) | ||
+ | #code(php){{ | ||
+ | <?php | ||
+ | $root->_btn_emojipad = '絵文字入力'; | ||
+ | }} | ||
+ | -- プラグイン用 (例: areaedit) | ||
+ | #code(php){{ | ||
+ | <?php | ||
+ | $msg = array( | ||
+ | 'title_error' => 'エリア編集エラー', | ||
+ | ); | ||
}} | }} | ||
(This host) = https://xoops.hypweb.net