ネックジョイント部のスタンプは「M92904」、シリアルなどからおそらく1989年頃の個体だと思われる布袋寅泰氏シグネチャーモデル。ボディはおそらくアルダー、ネックはメイプルで17フレットジョイント、指板はローズウッド、F.G.I.TECHNOLOGY(白文字)ピックアップを搭載。ネックにてねじれが見られますが、現時点で演奏への影響はほとんどございません。現状でのお渡しとなります。フレット擦り合わせ、バリ取りを行っております。ヘッド先にて塗装剥がれが有り、指板にて凹みを伴うキズが見られ、ネック裏に擦りキズがございます。ボディ全体的にキズや打痕が見られ、ボディ側面に打痕が多く、ボディ表のピックアップ周辺にて弾きキズがございます。■ネックコンディション:ねじれ■トラスロッド:締め/緩め方向に余裕あり■フレット残り:50-60%■ケース:ソフトケース/純正■付属品:無し■商品ランク:B:かなり、傷&使用感はあるが、通常使用する用途において問題なし■シリアルナンバー:L166762■重量:3.51kg■保証:1

フェンダージャパン製オールローズテレキャスターが入荷致しました。ブリッジが6連ダイキャストサドルの物に交換されているためシリアルナンバーは不明ですが、ネックの細字のMADE IN JAPANスタンプによりフジゲン製と思われます。そのモデル名が示す通り、ボディー、ネック、指板の全てにローズウッドを使用。ネック裏のスカンクストライプ部分にはメイプルを、ボディーは3層構造の所謂パンケーキボディーとなっており、ローズウッドの間に薄いメイプルを挟み込んだチェンバードボディーとなっています。現在では希少材となり、製作する為の木材の確保も難しいローズウッドを惜しげもなく使用したモデルです。今後新たに製作された場合、かなりの高額になる事は確実で、中古の個体の相場も年々高騰しておますので、お探しの方は是非この機会をお見逃しなく。

2003年製のFender Custom Shop Custom Classic Jazzbassが入荷いたしました。ネックに鉛筆書きで Custom Classic J Bass の書き込みと AUG 2 8 2003 のスタンプが押されており、2003年製の個体である事が確認出来ます。ビンテージスタイルをモチーフにしたタイムマシンシリーズとは異なり、USAのDeluxeシリーズのようなモダンスタイルをモチーフとして制作されたCustom Classicの1本。ボディーにはアッシュ、ネックにメイプル、指板材にはローズウッドを採用。指板上にはブロック・ポジション・マークを採用した70s JBスタイルを意識したようなルックス。ピックアップにはノイズレスを採用しており、 コントロールは1ボリューム、1バランンサー、トレブル/ベース、ミドルとなっており、 多彩なサウンドをアウトプットいたします。傷や打痕などの使用感はございますが、入荷後に専門のリペア担当にてチェック・全体調整を行っており、 演奏コンディションも良好です。付属ハードケースのロック部分に内部破損があり、片側が

80年代後期のカスタムショップ製1957ストラトキャスターの左利き用が入荷しました。ネックスタンプやポットデイトより1988年製と判断しております。ネックエンド及びボディ側のネックポケットには、後にシニアマスタービルダーとなり、数々の芸術的なギター製作を行ったArt Esparza(アート・エスパーザ)のスタンプが押されております。センター2ピースのアルダーボディに、フレックが散見するクウォーターソンのプレーンメイプルネックのウッドスペック。指板面は修正しておりますが、7.25インチのラディアスにてセットアップしております。やや丸みを帯びた滑らかな形状のボディエッジや、自然と手に馴染むネックシェイプ、ヘッド周りの丁寧な面取り加工など、カスタムショップ職人ならではの精度の高い木工技術により、全体のシルエットもレギュラーラインナップとは一線を画す美しさがございます。ピックアップはブラックボビンのクロスワイヤーの物が搭載されておりますが、ビニールテープで配線が纏められており、一部配線の継ぎ足し、ポットへの半田付け直し跡などから恐らく交換されていると思われます。

1983年製のレスポール・スタンダード・59リイシューが入荷いたしました。70年代までの製造ラインナップから多くの部分が変更されていく1980年代。特にこの時期はHeritageや有名楽器店によるビンテージ・リイシューモデルなど、様々なモデルが存在している時期となっています。日本国内向けに販売されていた 59 Vintage ではスモールヘッドやGibsonロゴの O をクローズドではなく、 オープンO に変更するなど拘りの仕様となっており、指板には本来レスポール・カスタムに使用されるエボニーが採用されていました。今回入荷した個体は1983年の1本。Heritageなどのラージヘッドタイプではなくスモールヘッド。ネック裏のシリアルは刻印ではなくラバースタンプによる5桁シリアル。そして オープンO のギブソン・ロゴなど、 59 Vintage によく似た仕様となっていますが、こちらは指板材にローズウッドが使用されており、 59 Vintage とほぼ同時期に存在した 59 Reissue というモデルでございます。