ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第13番 - 第15番/シュニトケ:弦楽四重奏曲第3番(パシフィカ弦楽四重奏団)[2CD]
【ナクソス・ミュージックストア】ドミートリー・ショスタコーヴィチ - Dmitry Shostakovich (1906-1975) ・弦楽四重奏曲第13番 変ロ短調 Op. 138 ・弦楽四重奏曲第14番 嬰ヘ長調 Op. 142 ・弦楽四重奏曲第15番 変ホ短調 Op. 144 アルフレード・シュニトケ - Alfred Schnittke (1934-2020) ・弦楽四重奏曲第3番 パシフィカ弦楽四重奏団 - Pacifica Quartet ありそうでなかった企画と、演奏の素晴らしさで着々と聴き手を獲得しているこの「ソ連の経験シリーズ」の第4集です。ショスタコーヴィチの最高傑作とも言える15曲の弦楽四重奏曲は、1938年から1974年までの幅広い時期に書かれたもので「当時の社会情勢に迎合したと見せかけて、実は反発していた」ショスタコーヴィチの本音が透けて見えるものばかり。とはいえ、その時期によっては作風もかなり違い、端正→皮肉→内省と言った変遷を辿っていることでも知られています。このパシフィカ弦楽四重奏団による全集は、これらの作品を懇切丁寧に演奏するだけでなく、同時期に作曲された別の作曲家たちの四重奏曲を併せて収録することで、ショスタコーヴィチの特異な才能を浮き彫りにするというものです。ここでは1983年に作曲されたシュニトケの弦楽四重奏曲第3番を最後に置き、ショスタコ...