出荷目安の詳細はこちら商品説明ウィグモア・ホール・ライヴロレイン・ハント・リーバーソン / マーラー、他2006年7月3日 、癌のため惜しくも53歳で亡くなったロレイン・ハント・リーバーソン[1954-2006]のリサイタル録音。ロレイン・ハントは、古楽から現代音楽まで幅広く対応できた人物ですが、中では特に古楽系の活躍が目立った人で、1992年“東京の夏”におけるモンテヴェルディ『ウリッセの帰還』でのミネルヴァ役の熱唱は話題になったものでした。　彼女はもともとヴァイオリンを学んでいましたが、12歳のときにヴィオラに転向、ユース・オーケストラで活躍しながら合唱団にも参加し、現代音楽がレパートリーの弦楽四重奏団でも演奏するという多彩な活動を経て、やがて本格的に声楽を修め、26歳からはメゾ・ソプラノ歌手としての活動に焦点を定めます。　彼女の名前が有名になったのは、1985年、ピーター・セラーズ演出によるヘンデルの『ジューリオ・チェーザレ』にセスト役で出演したときで、以後、彼女は古楽をメインに活躍し、キャリアを国際的なものとしてゆきます。　そんな彼女に転機が訪れるのは1997年のことでした。アメリカの作曲家ピーター・リーバーソン[1946- ]が、新作オペラ『アショーカ王の夢』の初演の際に彼女を選...