4988044056190 現在も現役で日本のレフト・フィールドなミュージック・シーンでセッションを繰り広げる日本ジャズ界の最重鎮プレーヤー鈴木勲(b)が、和ジャズ名門レーベル「Three Blind Mice(TBM)」から76年に発表した一枚。小原哲次郎(dr)、菅野邦彦(p)、渡辺香津美(g)らトップ・プレーヤーが参加、特に10分超となるフュージョン〜レア・グルーヴ的な領域にアプローチする(1)はこの時代の和ジャズ屈指のカッコよさ！(c)新宿店：TANAKAHMANN

4997184168571 ソウルデュエットの超名盤『Roberta Flack &Donny Hathaway』をライヴで!バッキングのエリック・ゲイル(g.)デヴィッド・スピノザ(g.)チェック・レイニー(b.)バーナード・パーディ(dr.)ビリー・コブハム(dr.)ラルフ・マクドナルド(per.)ら手練れによるジャズ的洗練も薫るもソウルデュエットの超名盤『Roberta Flack &Donny Hathaway』(1972/5/6発売)の発表前、1971年11月24日のラジオ用ライヴ音源。このタイミングではレコーディングが完了していたと思われる前出のアルバム全10曲中8曲に加え、キャロル・キング作の(4)「Will You Still Love Me Tomorrow」、72年発売の『ダニー・ハサウェイ/ライヴ』でもプレイされた(9)「Little Ghetto Boy」(スタジオ版はOST『ハーレム愚連隊』に収録)を加えた全10曲。アルバムのなかでもひと際魅力的だった(1)「Where is the Love?」(椎名林檎もカヴァーしたメロウな超名曲!)(2)「You've Lost That Loving Feeling」(ライチャス・ブラザーズの名曲を大胆アレンジで)オリジナルのキャロル・キング/ジェームス・テイラー版を超える崇高さの(5)「You've Got A Friend」など演奏はことごとく絶品!総じてスタジオ録音Verよりもエモーショナルで、ロバータ&ダニー...

4988031383131 予測不能な男、カニエ・ウェストの通算9枚目は、自身が主催する「サンデー・サービス(日曜礼拝)」を反映したゴスペル・アルバム。とは言え、ゴスペル色の強いチャンス・ザ・ラッパーなどを聴いた後では、インダストリアルな『イーザス』の頃と比べると、18年の『イエー』や『キッズ・シー・ゴースツ』同様、往年のカニエ・ファンには素直に楽しめる仕上がりだ。(1)で炸裂するゴスペル・クワイアを適所に配しつつも、カニエらしいラップ・チューンの先行シングル(3)、キャッチーなトラップ風(5)、ヴォーカルにアント・クレモンズを迎えた(7)、自身が歌う(8)などのR&Bも含め全編"楽曲自体の良さ"に惚れ惚れする。プシャ・Tとノー・マリスが参加し、ケニー・G御大のサックスまで登場する(10)の不穏なムードから開放的な高揚感へ昇り詰める構成力は、5曲を手掛けるティンバランドやウォーリン・キャンベルらバック勢の尽力もあるが、カニエの天才的奇才(?)の成せる技だろう。しかしこのままゴスペル道を突き進むかは怪しく、早くも次の動向が気になるところもまたカニエらしいのだ。

823564034454 名盤『マイティ・ライク・ア・ローズ』直後、マーク・リボー(g)参加の91年ライヴ音源!アルバム『マイティ〜』(91/3/14発売)直後、3/25のFM用のツアーリハーサル音源(=観客ナシのフルライブです)。バックはアルバム参加メンバーによるTHE RUDE5＜トム・ウェイツらにも参加のエキセントリック・ジャズ・ギタリスト、マーク・リボー(g)、69〜77年のエルヴィス・プレスリーを支え、ドアーズ『L.A.ウーマン』にも参加したジェリー・シェフ(b)、スタジオミュージシャン集団レッキング・クルーのラリー・ネクテル(Key)、ジ・アトラクションズからピート・トーマス(dr.)＞。最新作からの(13)「もうひとつの夏」、他、後のアルバム『Kojak Variety』('95)に収録されるルーツ・カヴァー(10)(14)(18)(20)、『All This Useless Beauty』('96)の(9)に加え(8)「Accidents Will Happen」(16)「Alison」など定番曲も。達人によるいぶし銀の歌伴と、脂の乗り切ったコステロの堂々たる唄いっぷりはこの時期ならでは!

860008230607 絶品!N.G.D.Bがディラン・ソングスをおいしく料理カントリー・ロックの大家ニッティ・グリッティ・ダート・バンドによるボブ・ディランのカバー・アルバム。定番名曲からニクい選曲まで全10曲。1曲目「今宵はきみと」芳醇で雄大なイントロでいきなりグッと引き込まれますなぁ!ザ・バンドでも有名な名曲「アイ・シャル・ビー・リリースト」にはブルース・ロック姉妹ラーキン・ポーが参加、女性ボーカルとの掛け合い、伸びやかなラップ・スティールが非常に味わい深い。そして歴史的ド名曲「時代は変わる」にはジェイソン・イズベル、ロザンナ・キャッシュ、スティーヴ・アール、ザ・ウォー&トリーティとカントリー/フォークのスターたちが参加。余計なことはせず、確かな演奏技術でディラン・ソングスの良さを最大限に引き出した非常〜においしい極上のカバー・アルバムです。(新宿店:村越)

4988001997511 ミッシェルのチバとブランキーの照井が組んだROSSOの名品。ミッシェル・ガン・エレファントのチバユウスケ(vo &g)が、ブランキー・ジェット・シティの照井利幸(b)、ハードコア・パンクの雄ASSFORTのMASATO(ds)と結成したROSSOのファースト・アルバム。名曲「シャロン」「星のメロディー」のほか、全10曲収録。

602508464522 予測不能な男、カニエ・ウェストの通算9枚目は、自身が主催する「サンデー・サービス(日曜礼拝)」を反映したゴスペル・アルバム。とは言え、ゴスペル色の強いチャンス・ザ・ラッパーなどを聴いた後では、インダストリアルな『イーザス』の頃と比べると、18年の『イエー』や『キッズ・シー・ゴースツ』同様、往年のカニエ・ファンには素直に楽しめる仕上がりだ。(1)で炸裂するゴスペル・クワイアを適所に配しつつも、カニエらしいラップ・チューンの先行シングル(3)、キャッチーなトラップ風(5)、ヴォーカルにアント・クレモンズを迎えた(7)、自身が歌う(8)などのR&Bも含め全編"楽曲自体の良さ"に惚れ惚れする。プシャ・Tとノー・マリスが参加し、ケニー・G御大のサックスまで登場する(10)の不穏なムードから開放的な高揚感へ昇り詰める構成力は、5曲を手掛けるティンバランドやウォーリン・キャンベルらバック勢の尽力もあるが、カニエの天才的奇才(?)の成せる技だろう。しかしこのままゴスペル道を突き進むかは怪しく、早くも次の動向が気になるところもまたカニエらしいのだ。

4526180490104 1960年代のガール・グループやR&B、オールディーズなどのサウンドとファッションをニューウェイヴの精神で吸収、"東京モータウン・サウンド"をキャッチ・コピーとして、信藤三雄(ピチカート・ファイヴ、オリジナル・ラブ、松任谷由実、などを手掛けたアート・ディレクター)もギタリスト兼リーダーとして在籍したガールズ・バンド、スクーターズの人気曲、代表曲を集めたベストを10inch レコード(33 1/3 r.p.m./stereo)、タワーレコード限定にて発売。選曲は信藤三雄。Luluの歌唱でもヒットしたザ・アイズレー・ブラザーズの名曲カヴァー「Shout」(A1)、マーサ &ザ・ヴァンデラスが歌ったホーランド=ドジャー=ホーランド作のモータウン名曲カヴァー [(LOVE IS LIKE A) HEAT WAVE](A4)、シルヴィア・ロビンソンのスウィート・ソウル名曲カヴァー[Pillow Talk](B2)、ロネッツやクリスタルズも歌ったJ.バリー=E.グリニッチ=P.スペクターの名曲カヴァー[I WONDER](A2)、[Koizumix Production (小泉今日子) /bambinater](1992)にも小西康陽の編曲で収録されたカヴァーや、久世光彦演出のTVドラマ『AカップCカップ』の主題歌としても知られ、2014年には星野みちる meets スクーターズ...

075679456724 以前リリースされ、廃盤となっていたThe Notorious B.I.G.の記念すべきデビュー作『Ready To Die』のリマスター＆DVD付スペシャル・エディションが再リリース！DVDには4曲のPVとアトランタでのライヴ映像を１曲収録。94年の発表から10年以上の月日が流れようと、その輝きは決して失われない名盤です。

602508464669 予測不能な男、カニエ・ウェストの通算9枚目は、自身が主催する「サンデー・サービス(日曜礼拝)」を反映したゴスペル・アルバム。とは言え、ゴスペル色の強いチャンス・ザ・ラッパーなどを聴いた後では、インダストリアルな『イーザス』の頃と比べると、18年の『イエー』や『キッズ・シー・ゴースツ』同様、往年のカニエ・ファンには素直に楽しめる仕上がりだ。(1)で炸裂するゴスペル・クワイアを適所に配しつつも、カニエらしいラップ・チューンの先行シングル(3)、キャッチーなトラップ風(5)、ヴォーカルにアント・クレモンズを迎えた(7)、自身が歌う(8)などのR&Bも含め全編"楽曲自体の良さ"に惚れ惚れする。プシャ・Tとノー・マリスが参加し、ケニー・G御大のサックスまで登場する(10)の不穏なムードから開放的な高揚感へ昇り詰める構成力は、5曲を手掛けるティンバランドやウォーリン・キャンベルらバック勢の尽力もあるが、カニエの天才的奇才(?)の成せる技だろう。しかしこのままゴスペル道を突き進むかは怪しく、早くも次の動向が気になるところもまたカニエらしいのだ。