PukiWiki 1.4 のレンダリングエンジンは、リスト構造の出力において
<ul class="list1" style="padding-left:16px;margin-left:16px"><li>
このように、インラインスタイルシートで左マージンを調整しています。これを xpWiki では、デフォルトで
<ul class="list1"><li>
として、CSSでコントロールできるようにしていましたが、これには落とし穴がありました。
---3 -1 ---3 -1 --2 ---3
などと、無茶なレベル指定をしたときに、左マージンが期待するレベルにならなかったのです。
詳しくは、以下のページを参照してください。
そこで今回、HTML構造を見直して、CSSのみでコントロールできるようにしてみました。参考にしたサイトは、Plugin/lsx.inc.php - Sonots' PukiWiki プラグイン です。
上記の無茶なレベル指定でも、次の様に表示されます。(スタイルシート main.css を修正しているので、要ブラウザリロードです。)
default.ini.php にて、 $root->load_template_func = 1 として「雛形とするページの読み込み」表示すると、Ajaxによる編集ができない問題が発覚しましたので、その修正を行いました。
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HTML文法ができるだけ正しくなるように色々修正を行いました。
ブロック表示においては、本来 <head> 内に記述すべき内容を、<body> 内にインライン記述していましたが、ブロックオプションで、<head> 内に記述できる設定を追加しました。
選択肢は
となります。
デフォルトは、MenuBar と付箋ブロックは、xoops_module_header。ページ表示ブロックは、<body> になっています。
レンダラーモードでページリンクをポップアップ設定で、オートリンクのみポップアップする設定値(2)を追加しました。
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管理者以外は、PKWK_SAFE_MODE を有効にする設定('auto')を追加し、デフォルト値にしました。
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以前のデフォルト値は $const['PKWK_SAFE_MODE'] = 0 でしたが、セキュリティ向上のため、管理者以外はセーフモードになる設定値 'auto' をデフォルトとしました。
PKWK_SAFE_MODE を有効にした場合の、動作制限については、以下のリンクが参考になります。
使っている人は、ほとんどないと思いますが、xpwikiver というプラグインがあります。これは、使っている xpWiki のバージョンを表示するプラグインでしたが、この機能を 最新CVS版のバージョンを表示する機能に変更しました。
使っている xpWiki のバージョンを表示するには、同等機能の version プラグインをお使いください。
ただし、version プラグインは PKWK_SAFE_MODE が有効の場合には、何も表示されないプラグインです。
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よく考えもせずに、Ver 3.63 で、xoops_version.php にてブロック番号の変更をしたのですが、これが大問題でした。
ブロック番号を変更して、モジュールアップデートをすると、XOOPSのブロック情報データベースに不整合が起こってしまいます。今回、この不整合を正常にする仕組みを追加しましたが、XOOPS Cube Legacy(XCL) では、正常な状態に戻すことができません。
XCL で、Ver 3.63 以降でモジュールアップデートをしている場合は、Ver 3.64.1 以降にしてモジュールアップデートをした後で、ブロック管理にて、各ブロックの編集をして、設定値を再度指定しなおしてください。
XCL 以外のプラットフォームでは、Ver 3.64.1 以降でモジュールアップデートをすれば、正常な状態に回復します。
Revulo さんの AjaxTree プラグイン PukiWiki/自作プラグイン/AjaxTree - Revulo's Laboratory を移植しました。
ベースは、ajaxtree-1.2beta1 ですが、移植に際して若干修正を行っています。
利用される場合は、Tree データの初期化作業が必要です。管理者でログインしてから cmd=ajaxtree へアクセスすることで、初期化が完了します。
MenuBar のページに #ajaxtree と記述して、使うと便利です。
素晴らしいプラグインを開発された、Revulo さんに感謝致します。
ImpressCMS のデフォルトテーマなどは、テーマの CSS で ID指定で CSS が設定されている場合があります。
その場合には、xpWiki 側での CSS 設定が効かない場合があるので、xpWiki の CSS 全体 ($class置換部分) に渡り、ID指定できる設定値を pukiwiki.ini.php に追加しました。
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# 日記を付けるのをすっかり忘れていました。
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ページ内容は問いません。このサイトでは、左サイドブロック「サイト内 Wiki」がそれです。
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Amazon AWS 3.0 が、3月末をもってサービスが停止することから、ECS 4.0 へ移行する修正を行いました。
対象プラグインは、isbn, amazon です。合わせて、13桁の新ISBNにも対応しておきました。
この機能を有効にするには、HypCommonFunc Ver. 20080224 以降が必要となります。
PukiWiki公式の pukiwiki.dev:BugTrack2/296 の問題修正です。
オートテンプレートのデフォルト値を調整しました。
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IDN (Internationalized Domain Name) に対応しました。
IDN とは、国際化ドメイン名のことで、日本で言えば「日本語ドメイン名」のことです。
例えば次のような URL にも対応しました。
最近のメジャーなブラウザでは、<a>タグの href 属性に、そのまま記述してもアクセスできるようですが、設定で無効にすることもできるようなので、様々な環境に対応するために、Punycode でエンコードした値を href にセットするようにしました。
また、http://xn--r8jz45g.xn--zckzah/ などと、PunyエンコードしたURLは、デコードして (xn--r8jz45g.xn--zckzah) と表示するようにしました。
実体参照でのURLも正しく処理できるようになったので、表示文字エンコーディングでは表示できない URL も正常に機能します。
また、xpWiki が外部問い合わせする場合も、IDN に対応したので、urlbookmark プラグインなどでも、IDN が正常に動作するようになりました。
ただし、IDN を扱うには、HypCommonFunc Ver 20080228 以降が必要となります。
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