コマンド
★☆☆☆☆
実行すると編集画面が表示されます。更新ボタンを押すと、指定した既存ページの末尾に編集欄で入力した内容が追加されます。
ページ名は省略できません。ページ名はエンコードされている必要があります。
editが編集画面に既存のページ内容を表示するのに対し、addは常に編集画面が空となります。不用意に既存の入力内容を変更する事がないため、単純に追記していくだけのページではaddを使うと便利です。
もともとデフォルトのskinでメニューの「追加」として使われていましたが、editコマンド(編集)で事足りるため、デフォルトのskinではメニューから外されています。
(コマンド)
インライン型プラグイン
ブロック型プラグイン
★☆☆☆☆
&amazon( ASIN番号 );
#amazon
#amazon(, clear )
#amazon( ASIN番号, [left|right], [タイトル|image|delimage|deltitle|delete] )
アマゾン( (www.amazon.co.jp)が提供する商品のイメージと、商品名を表示します。)
アマゾンのアソシエイト ID(紹介文などを書くことで副収入がもらえるかもしれない仕組み)に対応しています。 ASIN を入力するだけで、予め作成した定型作品紹介フォーマットを自動生成することができます。
全ての引数を省略すると、ブックレビュー作成フォームが現れます。「書評」というページにこれを置くと「書評/ASIN番号」という子ページを作ります。
left,right,clear で商品のイメージとタイトルの出力方式を指定します。
著作権が関連する為、アマゾンのアソシエイトプログラムを確認の上ご利用下さい。
イメージなしの場合に使用する画像が別途必要です。デフォルトは image/noimage.jpg を使用します。
ASIN は書籍の場合 ISBN と全く同じです。書籍以外の場合は、アマゾンのサイトで対象を表示した際の写真のプロパティで判断します。例えば下のような場合だと、最後の 01 を含め、B000002G6J.01 とします。B000002G6J とすると、デフォルトの 09 が適用されてしまい、画像なしとなります(画像だけでなくタイトルも呼ぶのであれば 10 桁で Ok)。
http://images-jp.amazon.com/images/P/B000002G6J.01.LZZZZZZZ.jpg
インライン型プラグイン
ブロック型プラグイン
★★★★☆
&aname( アンカー名 [,{[super], [full], [noid]}] ){ アンカー文字列 };
#aname( アンカー名 [,{[super], [full], [noid]}, アンカー文字列] )
指定した位置にアンカー(リンクの飛び先)を設定します。
アンカー名の値がアンカーのフラグメント指定子に使用されます。アンカー名は省略できません。アンカー名には半角英字(大文字/小文字)が使用可能です。
super,full,noid でアンカーの出力方式を指定します。
アンカー文字列が指定された場合、指定した文字列に対してアンカーが出力されます。アンカーの存在を利用者に明示したい場合に利用します。省略時は空文字に対するアンカーとなります。
通常はインライン型プラグインとして使用します。2つのブロック型プラグインに挟まれた部分にアンカー設定したい場合にインラインプラグインとして記述できないため、ブロック型プラグインとしても使えるようにしてあります。
PukiWiki本体処理でanameプラグインを内部的に呼び出しているため、必ず組み込む必要があります。
(コマンド)
ブロック型プラグイン
★★★☆☆
指定した位置に簡易掲示板を設置します。
(コマンド)
ブロック型プラグイン
★★★★★
ページの添付ファイルの一覧を表示し、ファイル添付のための入力フォームを設置します。
nolist, noform で表示内容を指定します。
デフォルトのskinのメニューの「添付」で呼び出されているため、デフォルトのskinを使う場合には必ず組み込む必要があります。
プラグイン内設定の PLUGIN_ATTACH_MAX_FILESIZE を増やす場合は、php.iniの upload_max_filesize やApache の LimitRequestBodyなどPukiWiki以外での上限設定がある事に注意して下さい。
ブロック型プラグイン
★☆☆☆☆
指定した位置に戻り先へのリンクを設置します。
表示文字列は省略すると「戻る」になります。
left、center、rightで表示位置を指定します。省略時はcenterになります。
0、1で水平線の有無を指定します。省略すると1になります。
戻り先はリンクを選択時の移動先となるURL、ページ名のいずれかで指定します。PLUGIN_BACK_ALLOW_PAGELINKがTRUEの場合のみページ名を指定可能です。ページ名は「ページ名#anchor」の記述を行う事で移動先のアンカーも指定可能です。PLUGIN_BACK_ALLOW_JAVASCRIPTがTRUEの場合のみ戻り先の省略が可能です。戻り先を省略すると直前に参照していたページが戻り先になりますが、利用者のブラウザの設定がJavaScript onでないと機能しません。
コマンド
★★★★★
指定したページ、あるいは全体のバックアップ一覧を表示します。
ページ名を省略すると、PukiWiki全体のバックアップ一覧を表示します。ページ名はエンコードされている必要があります。
ブロック型プラグイン
★★★☆☆
#block( [clear[:right] [:left]] [,w[idth]:数値[CSS単位]] [,height:数値[CSS単位]] [,[left] [right] [center]] [,around] [,class:[@]クラス名] [,font-size:数値[CSS単位]] [,round] ){{
[複数行引数]
}}
複数行引数の内容を<div>で囲まれたブロック要素へ出力します。
複数行引数の内容は通常の通りWiki書式として整形されます。
クラス名にはデフォルトで "@round", "@info", "@caution", "@ban" が用意されています。
"@round" は他のクラスと組み合わせて使用できます。
新たにCSSクラスを追加したい場合は、html側xpwikiインストールディレクトリ/skin/css/block.css に(存在しなければ作成して)記述します。 記述方法は、trust側/modules/xpwiki/skin/css/block.css の "$class div.block_round" あたりを参照してください。
ブロック型プラグイン
インライン型プラグイン
★★☆☆☆
#br
&br;
文章中で改行を行います。
段落やリスト、テーブル内など、行末の~による改行ではブロック要素を抜けてしまう個所で改行や空行の挿入するために用います。
(コマンド)
ブロック型プラグイン
★☆☆☆☆ (一般サイト)
★★★★☆ (ソフト開発サイト)
バグ追跡システムの一部分であるバグレポートの入力フォームを設置します。
ページ名にはバグレポートとして作成されるページの親階層となるページ名を指定します。省略時は設置したページとなります。
通常、バグレポートには指定したページ名の子階層に自動的に番号が振られてページが作成されます。つまり"バグ報告ページ"と指定して設置した場合は、バグ報告ページ/1,バグ報告ページ/2,バグ報告ページ/3…のようにバグレポートのページが作成される事になります。
カテゴリーにはバグの対象となりうる要素を指定します。省略時は入力欄となります。
ソフト開発サイトで重宝するプラグインです。もしバグ追跡以外の用途でバグレポートのように定型的な項目を持ったページを作成するフォームが欲しい場合,あるいはバグレポートの項目をカスタマイズしたい場合はtrackerプラグインを使用して下さい。
ブロック型プラグイン
★☆☆☆☆ (一般サイト)
★★★★☆ (ソフト開発サイト)
バグ追跡システムの一部分であるバグレポートの一覧表示を行います。
ページ名にはバグレポートとして作成されるページの親階層となるページ名を指定します。省略時は設置したページとなります。
通常はbugtrackプラグインと並べて使用します。
bugtrack_listプラグインの中からbugtrackプラグインを呼び出しているため、bugtrackプラグインがないと機能しません。
bugtrack_listプラグインは、tracker_listプラグインに比べて低機能ですが、リソース消費が少なく処理速度が速いというメリットがあります。この差はページ数の増加に比例して顕れる傾向があるため、使い分けが必要です。
ブロック型プラグイン
★☆☆☆☆
#calendar( [{[ページ名], [年月]}] )
#calendar_edit( [{[ページ名], [年月]}] )
#calendar_read( [{[ページ名], [年月]}] )
指定した位置にカレンダーを設置します。カレンダー上でyyyy/mm/ddという日付を選択すると、ページ名/yyyymmddというページを編集/表示できます。
カレンダーの日付を選択した場合に該当するページを編集状態、表示状態のどちらで開くかが3つのプラグインの違いです。calendar_editとは編集状態で、calendar, calendar_readは表示状態で開きます。
ページ名は編集/参照するカレンダーのページの上位ページ名を指定します。 ページ名を省略すると設置したページのページ名になります。
年月は表示するカレンダーの西暦と月をyyyymmの形式で指定します。省略した場合は現在の年月になります。
より高機能なcalendar2プラグインがあるため、あえてcalendarプラグインを使う必要性はほとんどなくなりました。
calendar_editプラグイン及びcalendar_readプラグインの中からcalendarプラグインを呼び出しているため、calendarプラグインがないと機能しません。
(コマンド)
ブロック型プラグイン
★★★☆☆
calendarプラグインまたはcalendar2プラグインで作成されたページを指定した位置に表示します。
ページ名はcalendarプラグインまたはcalendar2プラグインを設置しているページの名前を指定します。
yyyy-mmを指定時、指定した年月のページを表示します。
数字を指定時、指定した件数分のページを表示します。
x*yを指定時、先頭より数えて x ページ目(先頭は0)から、y件づつ一覧表示します。x と yはいずれも数値です。
thisを指定時、今月のページを一覧表示します。
past、future、viewで表示するページの条件を指定します。省略/無指定時はpastとなります。
年月日の区切り文字は-や/などを指定します。省略した場合は-になります。
calendar2プラグインでは今日の日付の記事がない場合、記事を表示しないため、午前0時になったとたんに記事が表示されなくなるという弱点がありました。calendar_viewerはその弱点を補うために開発されたプラグインです。calendar_viewは、日付が変わっても最新の記事を表示することができます。カレンダーそのものの表示はcalendar2(off)で行ないます。
(コマンド)
ブロック型プラグイン
★★★☆☆
指定した位置にカレンダーを設置します。表示月のとなりに表示されたリンク(<< および >>)を選択することで先月/次月分のカレンダーを表示できます。カレンダー上でyyyy/mm/ddという日付を選択すると、ページ名/yyyy-mm-ddというページを表示できます。当日分のページが作成されていた場合、カレンダーの右隣に当日分のページ内容を表示します。
ページ名で表示するページの上位階層のページを指定できます。ページ名を省略すると設置したページのページとなります。ページ名に*を指定すると上位階層のページはなし(表示するページ名がyyyy-mm-dd)となります。
yyyymmで表示するカレンダーの西暦と月を指定できます。省略時は当日の年月となります。
offを指定時、当日分ページを表示する機能は抑制されます。省略時は当日分のページを表示します。
calender_editで作成したページはページ名/yyyymmddとなり、calender2で作成したページはページ名/yyyy-mm-ddとなるため、注意が必要です。
ブロック型プラグイン
★☆☆☆☆
refプラグインのaroundオプションで有効となったテキスト回り込み指定を解除します。
引数を省略するとCSSで clear:both 相当、 "left" は clear:left 、"right" は clear:right 相当です。
imgプラグインのclearオプション指定時と処理内容は同等です。
インライン型プラグイン
★★★★☆
&color( [文字色] [,背景色] ){ 文章 };
引数で指定したインライン要素(主に文章)の、文字色・背景色を指定します。
文字色・背景色はそれぞれ色名(red、blueなど)、シャープで始まる3桁の16進数値(#000〜#FFF)、同じく6桁の16進数値(#000000 〜 #FFFFFF)のいずれかで指定することができます。大文字小文字は問いません。
文字色・背景色の両方を省略する事はできません。一方を省略した場合は省略した側の色の変更はされません。
以下、W3C勧告書より抜粋した色名。 Aqua = "#00FFFF", Black = "#000000", Blue = "#0000FF", Fuchsia = "#FF00FF", Gray = "#808080", Green = "#008000", Lime = "#00FF00", Maroon = "#800000", Navy = "#000080", Olive = "#808000", Purple = "#800080", Red = "#FF0000", Silver = "#C0C0C0", Teal = "#008080", White = "#FFFFFF", Yellow = "#FFFF00"
(コマンド)
ブロック型プラグイン
★★★★★
コメントの入力用の入力欄を表示します。
コメントの挿入方法を引数で指定します。
ブロック型プラグイン
インライン型プラグイン
★★★☆☆
#counter
&counter( [total| today| yesterday] );
設置したページの参照回数を表示します。
カウンタ表示方法として total, today, yesterday いずれかを指定します。省略時はtotalが指定されたとみなします。ブロック型プラグインでは常にtotalが指定されたとみなします。
すべてのページで参照回数を表示したい場合は、MenuBarやスキンからcounterプラグインを呼び出してください。
コマンド
★★☆☆☆
削除されたページの一覧を表示します。
file=onを指定時、バックアップ(あるいは差分)のファイル名を出力します。省略時は表示しません。
dirで削除の判定方法を指定します。省略時はbackupです。
公開Wikiの管理者にとっては誤操作や悪意をもった編集によるページ削除をチェックするのに重宝します。
コマンド
★★★★★
指定したページの現在の内容と最後のバックアップ状態との差分を表示します。
ページ名に変更差分を表示するページを指定します。ページ名はエンコードされていなければなりません。
最後のバックアップ以外との差分を表示する場合はbackupを利用します。
コマンド
★☆☆☆☆
?plugin=dump
指定ディレクトリ内のファイルをまとめてtar(tar.gz, tgz)形式でバックアップ/リストアします。
バックアップ/リストアの実行には管理者パスワードが必要です。
バックアップはファイル名をページ名に変換して取得する事ができます。
この変換でリストアには利用出来なくなりますが、
ファイル名からページ名の類推は容易になります。
バックアップは取得するディレクトリを任意に指定する事ができます。
リストアは該当ファイルの上書きによって行われます。
そのため、ファイルの削除を行う事はできません。
バックアップ/リストア対象として指定可能なディレクトリは、以下の通りです。
PukiWikiが内部管理するファイルを直接取得/更新するという性質上、 セキュリティ上の問題を引き起こす可能性があります。十分ご注意ください。
DATA_DIRのリストアを行った場合は、linksプラグインで ページ間のリンク情報キャッシュを更新する必要があります。
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Page Name : | PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/A-D |
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Page owner : | nao-pon |
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