【輸入盤】 『はじめての交響曲〜サン=サーンス、ビゼー、グノー』 山田和樹&モンテカルロ・フィル(2CD) 【CD】
出荷目安の詳細はこちら商品説明山田和樹&モンテカルロ・フィルによる、サン=サーンスのレア曲ほかフランスの交響曲集2025年6月12日、ベルリン・フィルへのデビューを見事に成功させた山田和樹。今一番波に乗っている指揮者のひとりといえる彼が手兵モンテカルロ・フィルと共に、ビゼー、グノー、サン=サーンスが書き上げた初めての交響曲をテーマにしたアルバムを発表します。 カミーユ・サン=サーンス[1835-1921]のイ長調は、パリ音楽院在学中の1850年に作曲家が初めて完成させた交響曲。あくまで習作という意味合いが強く、まだ過去の巨匠の影響下にあり未熟さが残る筆致とは言え、15歳の作品としては驚くべき完成度を備えていることも確か。冒頭の動機が第3番『オルガン付き』の後半で長調に変容した循環主題を思わせるのも興味深いところです。 シャルル・グノー[1818-1893]の第1番は彼が37歳の頃「若い芸術家協会」のために作曲したもので、歌劇『血まみれの修道女』が初演の成功にもかかわらずオペラ座のレパートリーから外されてしまった失望から作曲家を慰めたと言われます。ハイドン、ベートーヴェン、シューベルトらの影響を受けながらも、新鮮なインスピレーションと活気、グノーならではのオリジナリティによるドイツ音...
ラモー: 《カストールとポリュクス》(1737年版)/ファン・ヴァンロイ、ジャンス 他 [2CD]
2025年09月19日発売曲目・内容ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764)●《カストールとポリュクス》(プロローグと全5幕の抒情悲劇/1737年パリ初演版)台本 … ピエール=ジョゼフ・ベルナール(1708-1775)アーティスト(演奏・出演)テライル… ユディト・ファン・ヴァンロイ(ソプラノ)フェベ … ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)カストール … レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)ポリュクス … タシス・クリストヤニス(バリトン)ミネルヴ、星座 … オリヴィア・ドレ(ソプラノ)ヴェニュス、エベの侍女、幸福な霊1 … ハスナア・ベナニ(ソプラノ)アモール、天の快楽、幸福な霊2 … ジャンヌ・アムザル(ソプラノ)マルス、競技選手2、ジュピテール … ダヴィド・ヴィチャク(バリトン)競技選手1、ジュピテールの神官長 … アッティラ・ヴァルガ=トート(テノール)パーセル合唱団オルフェオ・オーケストラ(古楽器使用)ジェルジ・ヴァシュヘージ指揮レコーディング2023年2月27日-3月2日ブダペスト芸術宮殿、ベーラ・バルトーク国立コンサートホールその他の仕様など収録時間: 155分商品番号:ALPHA1148ラモー(1683-1764):歌劇《カストールとポリュクス》(1737年パリ初演版) [ユディト・ファン・ヴァンロイ、ヴェロニ...
ジャコメッリ: エジットのチェーザレ/オッタヴィオ・ダントーネ、アカデミア・ビザンチナ [3CD]
2025年08月29日発売曲目・内容ジェミニアーノ・ジャコメッリ(1692-1740)●歌劇《エジットのチェーザレ(エジプトのカエサル)》(全3幕/1735年ミラノにて初演、同年中ヴェネツィアにて改訂版初演)台本:カルロ・ゴルドーニ(1707-1793)&ドメニコ・ラッリ(1679-1741)※世界初録音アーティスト(演奏・出演)チェーザレ … アリアンナ・ヴェンディッテッリ(ソプラノ)クレオパトラ … エメーケ・バラート(メゾ・ソプラノ)アキッラ … フィリッポ・ミネッチア(カウンターテナー)コルネリア … マルゲリータ・マリア・サーラ(コントラルト)トロメオ … ヴァレリオ・コンタルド(テノール)レピード … フェデリーコ・フィオーリオ(ソプラノ)アカデミア・ビザンチナ(古楽器使用)コンサートマスター: アレッサンドロ・タンピエーリ(ヴァイオリン)オッタヴィオ・ダントーネ(チェンバロ、指揮)レコーディング2024年8月3-11日オーストリア、インスブルック、チロル州立劇場その他の仕様など収録時間: 164分商品番号:ALPHA1141ジャコメッリ(1692-1740):歌劇《エジットのチェーザレ(エジプトのカエサル)》 [オッタヴィオ・ダントーネ、アカデミア・ビザンチナ、アリアンナ・ヴェンディッテッリ、エメーケ・バラ...
【輸入盤】 Rameau ラモー / 『カストールとポリュックス』1737年版全曲 ジェルジ・ヴァシェジ&オルフェオ管弦楽団、レイナウト・ファン・メヘレン、ヴェロニク・ジャンス(2023 ステレオ)(2CD) 【CD】
出荷目安の詳細はこちら商品説明この上ない歌手陣を迎えて贈る、ラモーの傑作抒情悲劇の初演版ラモーが1737年に発表した『カストールとポリュックス』は、1733年に齢50で舞台音楽デビュー作『イポリートとアリシ』を披露した後、1735年の『優雅なインドの国々』を経た後の抒情悲劇第2作。彼がフランス王室の愛顧を得た後の1754年に大きな改稿を経て再上演され、同分野を代表する人気作のひとつとなりました。2015年にはラファエル・ピション指揮ピグマリオンによる1754年版の全曲録音(harmonia mundi france)が話題を呼びましたが、今回「ALPHA」からリリースされるのは、好評のうちに20回上演を重ねながらその後何故か上演されることの無くなった初演版です。 物語の主人公は黄道十二宮のひとつ「ふたご座」のモデルになった兄弟。自分と同じくテライル姫に恋をしていながら戦死してしまった双子の兄カストールを救おうと冥府へ向かう不死のポリュックスと、そのポリュックスに恋し冥府行きを止めようとするフェベの悲劇を、ファン・ヴァンロイ、ジャンス、ファン・メヘレン、クリストヤニスらフランス歌劇界を代表する重要歌手たちが聴き応え抜群の歌唱で演じます。 ハンガリーに拠点を置き、バロック作品蘇演...
【輸入盤】 ジャコメッリ、ジェミニアーノ(1692-1740) / 歌劇『エジットのチェーザレ』全曲 オッターヴィオ・ダントーネ&アカデミア・ビザンティーナ、アリアンナ・ヴェンディッテッリ、他(2024 ステレオ)(3CD) 【CD】
出荷目安の詳細はこちら商品説明後期バロックのイタリアで人気を誇ったジャコメッリ、貴重なオペラ全曲録音を豪華キャストで!1720〜30年代のイタリアで人気を誇った歌劇作曲家ジェミニアーノ・ジャコメッリは、バッハやヘンデルより少し年下でタルティーニと同い年であり、かの名歌手ファリネッリの得意曲「あの小夜啼鶯は恋をして」(歌劇『メローペ』中の1曲)の作曲者。今では他にもアリアの録音が少なくありませんが、オペラ全曲が録音されることはまずなく、この俊才歌手たちと大ベテラン古楽指揮者ダントーネによる『エジットのチェーザレ(エジプトのカエサル)』全曲盤は快挙と言ってよいでしょう。 後期バロックらしい流麗なメロディ展開に得も言われぬ憂愁や感傷を織り交ぜてゆくジャコメッリならではの音楽性が、巧みなドラマ展開と周到な構成によってさらなる映えをみせていたことを、この意欲充分の全曲録音で改めて知ることができます。トロメオ、クレオパトラ、コルネリアなど、別台本によるヘンデルの同題作品とも共通する登場人物とチェーザレ(初演時はカストラート=高音男声歌手の役)との掛け合いも絶妙。ミラノでの初演(1735年)後も、オペラ興行の本場ヴェネツィアで若きゴルドーニが台本制作に参画...